二足の草鞋~俺がやらなきゃ誰がやる!~

二足の草鞋(建築設計と不動産経営)を履いて生きて行こうと決意した30代のパパがこれからどうやって実現していくかの物語です。
・・・だが!人生の路線変更を・・・(近日公開予定)

【23足目】一級建築士って・・・ その2

どうも結婚記念日と嫁の誕生日にはお花だけはなんとかまじめに毎年用意する「わらじん」です。


今回は一級建築士の資格試験のお話です。

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皆さん毎年何人の一級建築士が誕生しているか知っていますか?



去年度の試験では3,825名の新たな一級建築士が誕生しました。



ただ、一般の方が多分思い描いてる設計を専業にされてる方ってその中でもそんなに多くないと思います。



というのも、現場の監督や検査機関の検査員、会社の物件の施設管理者、ファブリケーター、セメント会社等など様々なジャンルの中に設計事務所というものがあるからです。



また、一級建築士の資格は取得したものの、この業界に見切りをつけた他業種で活躍されたり、建築系の大学を出て実務経験もギリギリあるのでせっかくだからという主婦もいます(←私の嫁さん(笑))



では、先に述べた3,825名と言う合格者数は多い少ないはさておき、どのように近年推移してきたか簡単に書いてみます。



合格者数の推移としては、年々減っています。というのもそもそもの受験者数が近年急激減ってきているからです。



受験者数が減ってもこの試験は相対試験という色が濃く、総合合格率は一定の水準を保っているため必然的に合格者数も減ってしまっているのです。



では、なぜ減ってきたのかと自分なりに考えると、



①報酬に対する業務量及び伴う責任が大きいことと



②受験資格の厳格化にあると思っています。



①は元々ですが、近年さらに悪化していると思います。②に関して受験資格は、大学卒業後2年間の実務経験が必要であることは昔と変わらないのですが、今は大学講義で科目ごとに必要単位数を設けたりしています。また、実務経験の受験資格チェックでも昔はOKだったグレーものが、今では経験として認められないといったケースもある模様です。



また、昔は大学院に進学した人はその期間をまるまる実務経験としてカウントできましたが今は出来ません。



といったように正直受験資格を得るためだけでも大変な資格となってきました。



まぁ取ってしまった自分からすると難しくなることは構わないんですがね(笑)



ちなみにもう二度と受けたくないですね。特に製図試験は(笑)←3回目で何とかクリアしたので・・・


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